空気圧を用いた鉄道の圧力計(ブルドン管圧力計)の仕組みを簡単に紹介します。
外観
これは、ブルドン管圧力計と呼ばれています。
内部構造
裏側から見た内部構造はご覧の通りです。
これに動きを示すと次の通りとなります。
裏側(端子)は2つあります。2針(白針、赤針)それぞれの空気圧をそのまま取り入れています。
この空気圧の圧力で管が変形する力が発生します。変形させた力で中央の歯車を回転させます。
中央の渦巻きばねによってメモリの0に向かった復元力を持たせています。
素材の変形を使用したもので誤差が発生しにくく信頼性が高くコストがかからないという特徴があります。一方で設置方法を誤ると重力の影響による誤差が発生しやすいという欠点もあります。
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